先日、いつもお世話になってる機材商さんの展示会に行ってきました。
うちで、今一番やばいのは”水洗機”なのです。
サンヨーの古いやつなので部品供給が終わるらしいです。
東静と三幸社がコラボして、水洗いのたいそうな機械を出展してましたが・・・。 
揃えると500万超くらいになるのかな(||゚Д゚)ヒィィィ!

毒づかせていただけると、
サンヨーアクアの二層式洗濯機(3万円弱)があれば、300万超えの水洗機はいらないかと?
それと、三幸社の人体。。。
はっきり言って、使いもんにならんでしょ?
きっと、ウェットしなくなるわ。
却下!ダメダメ!!
はいいとして、
ビビッとくる機械ありましたよ!
どうも僕だけらしいですが(笑)

ワイシャツの襟、カフス、前立てが縮む問題は
トップヒューズ芯という、安価な芯地を使うから起きてきた問題です。
理由はどうあれ、メーカーが作るものですからそれに対応していかなければいけないのがクリーニング会社の使命でしょう。
今まで、ワイシャツは(特に日本はその傾向が強いようですが)ビシ!っと糊つけされてパリッとなっていなければいけないものでした。
その概念でいくと、高温である程度の圧力をかけてプレスしないとその”ビシッと感”は出ません。
そこで、先ほど名前が出た三幸社のプレス機やその他のメーカーのワイシャツプレス機もそのように作られているのが現状です。
すると、そのプレス温度でトップヒューズの芯地が縮んでしまうのは仕方ないことですよね。
今は、熱板の蒸気圧力を下げるなどして温度を低く抑えて縮みが出にくいように工夫はしていますが、
一度縮んだ芯地はアイロンで伸ばすしか手立てはありません。
ただ、人間の手ですので力がいるのです。
特に縮むシャツの中で東京シャツ・BRICK HOUSEユニクロなどは半端なく縮みます。
それをアイロンだけで伸ばすのは至難の技なのです。
当社もこれ伸ばす作業だけで相当な労力を取られていました。
そこで、前立て・えり・カフスを伸ばす機械として
アサヒ繊維機販(株)が先発でしょうか?
”モノ”はいいと思いました。
うちは近いので一回訪問しようかとも思ってたくらいです。
展示会でも何回か触っています。
これはダメですよ、これは。
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まあ、1万円くらいなので試しに買うのもいいかとは思いますが。。。
デコラやCR−2があれば全く問題ないです、このやり方は。
あくまで平台しかないところには少しは役に立つかも?
前立て伸ばしはこれですね。
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襟とセットでは
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こんなに大きくなります。
うちみたいな場所の狭いところではこの機械にこのスペースはちょっときつい。。。と思ってました。

そこで、なんじゃこれ?と目が行ったのが
日本シーリングのこれ。
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展示会の時は写真撮るのん忘れてました。。。
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スペース的にはむちゃくちゃ省スペースです。
もちろん、前立てだけですよ、伸ばせるのは。
うちは、伸ばす機械ではないですが、ファイトのネックプレスがありますから
襟の整形にはそんなに気を使わないんですよ。



さあ、展示会で散々触ったので伸ばせるのはわかっています。
どのタイミングで工程に組み込むか?
そこのところは、色々試してみてからご報告します。

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